子どもが手渡してくれたギフト

あなたは
出産の時のこと、覚えていますか?

何年経っても誕生日になると
思い出すものですよね。

先日、長男12歳の誕生日でした。

初めての出産のあの日のこと、
鮮明に覚えています。

陣痛かな?と思って産院に行ったら
「まだまだ産まれないよ!歩いておいで!」
と帰されて
一日中ショッピングモールを歩き、

夕方、痛みに耐えられず
産院へ戻っても
「まだまだ開いてないわよ!!
階段歩いてらっしゃい!」と
ひたすら昇り降り。

この頃は「母になる」という
実感も覚悟もなくて
陣痛がただ痛くて逃れたくて
ぴーぴー泣いてました。

産まれた時は
感動はなく「疲れた…
ただそれだけ。

そんな私が母としての自信を持ち
4児の母をしてるなんて!

あれから12年。
小学校へあがり、
「寒い時期は行き渋るなぁ」
ぐらいに思っていたのが
いつしか休みが増えて
ここ2年ぐらいは、ほぼお家です。

「学校は行くもの」と
思っていた私には
学校へ行かない選択肢が
ある事を理解できず
家族もみんな困惑でした。

けれど、逆に長男がいたおかげで
家族皆んな、常識に縛られない考え方
時代の流れ」を感じることが
できるようになったね。

学校へ行くことが全てじゃない。
色んな学びの形がある。
子どもの未来を信じることが
できるようになった。

今夏は長期の島生活や
サマーキャンプにも行けて
どんどん表情がイキイキして
明るさ、優しさに磨きがかかる姿が
本当に嬉しかった♡

私のところに
産まれてきてくれてありがとう!

そしてもうひとつ
長男が私にくれた大きなプレゼント、
それは「一緒にいる時間」です。

私は基本的に
自宅で仕事をするので
ほぼ在宅ワークの夫と
長男の3人で平日過ごしてます。

お昼ご飯も一緒。

各々の時間を過ごしていても
昼になればすーっと
食卓に集まって
たわいない話をし、
終わればまた各々の世界に戻る。

窮屈ではないこの距離感。

家族と一緒に
過ごせる時間は意外と短い。
その時間をまだまだ堪能中です。

安心して飛び立ってくれるまで
私ものんびり見守ります。

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